| 項目 | 内容 |
| 英語名 | Chinese Goose |
| 漢字名 | 支那鵞鳥 |
| 学名 | Anser cygnoides var. domesticus |
| 分類 | カモ目カモ科ガン亜科 |
特徴
- 形態: 全長は約80cm〜90cm。原種であるサカツラガンに似ていますが、より大型で首が長いです。
- 最大の特徴: 嘴(くちばし)の付け根にある、大きく盛り上がったコブ(額瘤:がくりゅう)です。このコブはオスの方がメスよりも大きく発達します。
- 羽色: 一般的な「茶色型」は、首の後ろに一本の濃い褐色の筋が通り、体は淡い褐色をしています。また、全身が真っ白な「白色型」も存在します。
- 鳴き声: 「アン、アン」「ホン、ホン」と非常に大きく、響く声で鳴きます。警戒心が強く、見知らぬ人や動物が近づくと騒がしく鳴き立てるため、古くから「番犬」ならぬ「番鳥」として飼育されてきた歴史があります。
日本での分布
- 分布: 外来種・家禽として日本各地に持ち込まれました。
- 生息場所: 公園、動物園、農場などで飼育されているほか、そこから逃げ出したり放されたりした個体が、各地の池沼や公園で「籠抜け(かごぬけ)」として定着しています。
- 野生種との関係: シナガチョウは家畜ですが、原種である野生のサカツラガンは、日本では稀な冬鳥として記録されます。
見分けのポイント
一般的な「ガチョウ(ハイイロガンを原種とするもの)」は嘴にコブがありません。嘴の付け根がボコッと盛り上がっていれば、それはシナガチョウの系統です。


