- 英語名:Black-crowned Night Heron
- 漢字名:夜鷺
- 学名:Nycticorax nycticorax
- 分類:サギ科(Ardeidae)
特徴
- 体長約55〜65cm。中型のサギで、比較的小柄な体格。
- オス・メスともに、頭に黒い冠羽があり、背中や翼が黒く、腹部は白っぽい。
- 夜行性であり、日中は木の陰や茂みに隠れて休むことが多いが、夕暮れ時から夜間にかけて活発に餌を探す。
- 大きな嘴と鋭い目を持ち、魚やカエル、小型の水生生物を捕食する。
- 羽を広げるとその美しい色彩が目立ち、飛翔時に特徴的な羽音を立てる。
日本での分布
- 日本では留鳥または夏鳥として、本州・四国・九州の湿地帯や川沿い、池や湖などに生息。
- 湿地や小川の周辺、干潟や水辺の草むらに見られ、特に夜間に活動することが多いため、昼間は目立ちにくい。
- 繁殖期には、群れを作って繁殖し、木の上の巣で卵を産む。
- 季節に関わらず日本各地で観察できるが、比較的水辺に近い場所で見られる。