- 英語名:Japanese Green Woodpecker
- 漢字名:青啄木鳥
- 学名:Picus awokera
- 分類:キツツキ科(Picidae)
特徴
- 体長約29cm。中型のキツツキで、アカゲラよりやや大きめ。
- 緑がかった背中に、灰色〜白っぽい腹部、顔には赤い部分があるのが特徴。
- オスは赤い額と頬の赤斑があり、メスは頬の赤がない(性差あり)。
- 「ピョー、ピョー」という大きく響く声で鳴く。やや笛のような音。
- 木を叩くドラミングも行うが、声での存在感も強い。
- 主にアリ類を好んで食べ、地上で採餌することも多い。
日本での分布
- 日本固有種。本州・四国・九州に留鳥として分布(北海道・沖縄にはいない)。
- 山地から低地の落葉広葉樹林、雑木林、神社林、公園などに生息。
- 樹洞に巣を作り、毎年同じエリアで繁殖する傾向がある。
- 人里近くでも見られるが、姿を見るよりも鳴き声で気づくことが多い。