- 英語名:Japanese White-eye
- 漢字名:目白(めじろ)
- 学名:Zosterops japonicus
- 分類:メジロ科(Zosteropidae)
特徴
- 体長:約11cm。小型の鳥で、スズメよりやや小さい。
- 全体的に緑がかった黄緑色の体をしており、特徴的なのは目の周りに白い輪があること。これが名前の由来です。
- 顔は淡い黄色で、胸や腹はやや明るい色合い。
- 翼は暗い緑色で、飛翔時に美しい印象を与える。
- 鳴き声は、軽やかな「チーチーチー」や「ピィピィ」といった高い音を発する。
日本での分布
- 日本固有種として、日本全国で見られる。特に本州、四国、九州、沖縄などに分布。
- 温暖な地域を好み、都市部や庭園、公園、森林でも観察される。
- 北海道では冬に見られることが少なく、寒冷地では越冬しないこともあるが、近年は南下することが多い。
生態
- 昆虫や果物、花の蜜などを食べる雑食性。特に花の蜜を吸うことが多く、花を選んで飛び回る姿が見られる。
- 群れを作って生活し、特に冬季には小さな群れを作って活動することが多い。
- 繁殖期には樹木の枝に巣を作り、枝葉に隠された巣は小さく、草や苔、蜘蛛の巣を使って作られる。
- 繁殖期は春から初夏にかけてで、1回の繁殖で2〜4個の卵を産む。
- 飛び跳ねながら地面をつつき、餌を探し、時折、飛び立って枝に戻るなど、軽やかな動きを見せる。