- 英語名:Common Sandpiper
- 漢字名:磯鷸
- 学名:Actitis hypoleucos
- 分類:シギ科(Scolopacidae)
特徴
- 体長約20cm。小型のシギ類で、比較的よく見られる種。
- 背中は褐色で、腹は白色。目の後ろからくちばしにかけての白いラインが特徴的。
- 歩くときに尾を上下に振るしぐさが特徴的で、「ペコペコ」とリズミカルに動く。
- 飛ぶときは**白い翼帯(翼の中央部の白い線)**が目立ち、直線的に素早く飛ぶ。
- 鳴き声は「ピピピッ」といった高く短い声。
日本での分布
- 旅鳥または冬鳥として、全国の河川・湖沼・水田・海岸などの水辺で見られる。
- 一部は北海道や本州の高原地帯などで繁殖する個体も確認されている。
- 春(4〜5月)と秋(8〜10月)の渡りの時期には、全国各地の水辺に立ち寄る。
- 水辺の石の上や浅瀬、護岸などを素早く歩きながら餌(昆虫、小型甲殻類、ミミズなど)を探す。