1.基本情報
- 漢字名:喉黒百舌烏
- 英語名:Pied Butcherbird
- 科目:スズメ目モリツバメ科(フエガラス科に分類されることもあります)
2.特徴
白と黒のコントラストが非常に明快で、タキシードを着ているような気品のある姿をしています。
- 大きさ:全長は約30cm前後。ハトより少し小さく、日本のモズよりはずっと大きめです。
- 色:頭、喉、背中、尾が真っ黒で、首の周りとお腹、翼の一部が雪のように白いのが特徴です。
- 鳴き声:非常に複雑で美しいさえずりを持っています。フルートのような澄んだ音色で、数羽で合唱(アンサンブル)をすることもあります。
- くちばし:先端が鋭くカギ状に曲がっており、獲物を捕らえるのに適した精悍な形をしています。
3.日本での分布
- 区分:分布しません(外来種としての定着もなし)
- 詳細:オーストラリア大陸に広く分布する固有種(または近隣諸国)であり、日本に自力で渡ってくることはありません。オーストラリアでは公園や庭先でも見られる非常に身近な鳥です。
4.その他(ためになる話題)
- 「 Butcherbird(肉屋の鳥)」の由来:名前に「Butcher(肉屋)」と付くのは、捕らえた獲物(トカゲや大きな昆虫など)を木の枝の尖った部分や二股の枝に突き刺したり挟んだりして固定する習性があるためです。これは日本のモズが行う「はやにえ」と全く同じ行動です。
- 高い知能:非常に賢い鳥として知られ、人間の顔を覚えたり、他の鳥の鳴き真似をしたりすることもあります。
- 名前の不思議:名前に「カラス」と付きますが、カラスの仲間というよりは、姿や習性がモズに似ているため、この和名が付けられました。




