- 英語名:Brown Hawk-Owl
- 漢字名:青葉木菟
- 学名:Ninox scutulata
- 分類:フクロウ科(Strigidae)
特徴
- 体長約29〜33cm。ハトほどの大きさの小型のフクロウ。
- 全体的に茶褐色で、胸から腹にかけては白地に縦縞模様。
- 名前に「アオバ(青葉)」とあるが、羽色は緑ではなく茶色。
- 大きく黄色い目が印象的で、夜行性。
- 鳴き声は「ホッホー、ホッホー」というリズムのよい繰り返しで、夏の夜に特徴的な声として知られる。
- 昆虫(カブトムシ・ガ・コオロギなど)を主に捕食し、飛びながら狩ることもある。
日本での分布
- 本州・四国・九州で夏鳥として渡来(4月頃に飛来し、10月頃に南へ渡去)。
- 冬は東南アジアで越冬。
- 市街地の神社や寺、林、公園などの樹木がある静かな場所で繁殖。
- 毎年同じ場所で繁殖することも多く、「鎮守の森のフクロウ」として親しまれている。

巣離れした雛たち